土暖のオリジナル陶芸作品

やりすぎ凝りすぎ土暖の異色陶芸

ロウソクや小花を左右に2本置け、変化が楽しめるコンポート。察悠下のアクセサリー付きでこれでも変化がつけられます。

告井 土暖(つげい どだん)の物作りはすべて独学ですが、魚・フクロウ・花を主なテーマにしています。中でも魚は一番得意なテーマで、陶芸のみならず墨彩詩書や石絵、手描きTシャツ・手作り絵本などにも魚は幅広く登場します。陶芸に置いては特に終始一貫して絵付けや形作りの基本ベースとなり、デザインを決定づけています。
私の物作りへの考え方として大切なことは「どこの誰が何をどのように作ったのか」と作り手の顔が見えることを重視し、「うまいとか下手・・ということではなく」誰が作った作品なのかすぐにわかることが一番重要だと考えていて、その点、プロでは難しくアマチュアならではの物事にとらわれない制作を心がけています。

「おっとっとう展」という名で開く個展会場風景

思いつくまま作る陶芸。

プロの陶芸家と言っても、一人で素地の制作から絵付けまでされる方を私はあまり知りません。分業化しないと効率がすごく悪いからだと思います。それをあえて挑戦したアマチュアならではの作品をご覧ください。

蓋に花が咲く染付陶箱

石の上を泳ぐナマズ 

楽器の琵琶をイメージした花器。弦を数本張ればまた違った雰囲気を作れます。下は染付の唐草紋大皿

下は硯になっている魚絵の可愛い蓋物。その右上は顔が面白いフクロウで出目が特徴。

右はカラフルに絵付けした置物で上部に出目金魚が泳いでいます。これは取り換えが可能で、花を生けることもできます。右はガラスの露天風呂に入ったおっさん。

大根足の子供のピエロをイメージした蓋物。

帆船をイメージした染付の蓋物。帆の部分が外れるようになっていて、外せばまた違った趣になります。

お客様のおもてなし方もいろいろですが、このような衝立型のお皿に饅頭やお菓子を添えて出せば、それだけで会話がぐんと弾むこと請け合いです。手前の花形の器にはチョコレートや梅干しなどを添えてみるのも「うふふ」で楽しくなります。

土暖独特の魚の蓋物や珍味入れ。玄関の鍵入れにする人も多いのですが、アイスクリームやプリンなど入れておもてなしすれば受けること間違いなしです。このほかにもいろいろな小物がたくさんあります。